【人口3】今どきの国力とは? | ベーネテック 生産性向上を実現するパートナー ベーネテック

中堅・中小から大企業の高収益体質の実現に向けて事業開拓、事業承継、生産性向上、人財育成など経営者のパートナーとして全力支援

ベーネテック

生産性向上を実現する経営パートナー

ベーネテックFacebookページ

TEL:03-6403-3236TEL:03-6403-3236

無料相談はこちら

※無料相談は2時間・一社初回のみ

【人口3】今どきの国力とは?

今どきの国力とは?

前稿で国力を測る指標として国土や総額としてのGDPではなくもっと「豊かさ」とか「幸福度」あるいは「効率よ良い社会」等を導入すべきではないかという提案をした。

しかしこれら指標を客観的に示すのは難しい。 が、もう少しまともな指標を出すことは可能ではないだろうか。

例えば

  • 国民一人当たりのの稼ぐ力:一人あたりのGDP
  • 効率性:労働生産性
  • 科学技術力ド:ノーベル賞の授賞者
  • 健康度:健康寿命
  • スポーツ感度:オリンピックのメダル数

これらが豊かさを現した指標かどうか? 偏っていないか?等の議論はあるとしても総額としてのGDPで比較するより少しはましになっているだろう。家族 6194020_s

それをまとめたのが以下の表だ。
この表は人口の多い順に並べているが、人口と各指標間にそれほど大きな相関はない。

例えば、日本は時間当たりの労働生産性で最下位で一人当たりのGDPはブービー賞、 健康寿命だけは第一位で最下位のアメリカと比較すると5歳近く健康に生活できそうだ。

一方、人口が日本の半分程度のイギリスにあってもノーベル賞受賞者数は日本の5倍、オリンピックのメダル数でも日本の1.6倍で世界3位となっている。

以上のことから「人口が少ない国が不幸な国というわけではない」ことはお分かりいただけただろう。

余談だが、これらの数字から客観的に読み取れるのは

日本は労働生産性が低く給料も安いが、健康で長生きできる国

ということになるが、果たして皆さんの感覚と比べていかがだろうか?

%e4%bb%8a%e3%81%a9%e3%81%8d%e3%81%ae%e5%9b%bd%e5%8a%9b%e6%8c%87%e6%a8%99%e3%81%a8%e3%81%af

ノーベル賞受賞者数は2016年4月12日時点のデータ

 

————各指標の出典元

●一人当たりのGDP
SNA(国民経済計算マニュアル)に基づいたデータ<出典>IMF – World Economic Outlook Databases (2016年4月版)  (但し小数点以下四捨五入)
●時間当たりの労働生産性
GLOBAL Note 2015年(http://www.globalnote.jp/post-10473.html)
●ノーベル賞受賞者の多い国ランキング TOP10 (2016年4月12日)
@DIME(http://dime.jp/genre/246525/1/)
●健康寿命ランキング・国別順位
2016年5月19日、世界保健機関(WHO)が発表した世界保健統計
●オリンピックメダル数
時事ドットコムニュース>リオ五輪・パラリンピック>国別メダル数(http://www.jiji.com/jc/rio2016?p=medal)

(続く)

« »

[fbcomments]