事業計画書とは
企業を経営していく上で欠かせないのは、事業計画書です。
事業計画書とは、新しく始める事業の内容や実現の可能性、採算性、安全性、成長性などを考え、具体的にどのように進めていくかをまとめたものを言い、企業の経営者は事業計画をもとに、新しい事業を思いつくことが多いでしょう。
頭の中で新しい事業の内容がまとまっていても、実際に事業計画書をつくることで、頭の中では気がつかなかった問題点などが発見できます。
事業計画書によって、矛盾点や明確になっていない点も見えてくることで、計画の見直しや立て直しをします。
事業計画書を作成した後は、それを元に事業を進めていきますが、軌道修正をしていくことが大切です。
事業計画書をつくる3つのポイント
事業計画書をつくっている企業は、利益を出し、経営が長く継続できると言われています。
大手企業と中小企業では経営の仕方が異なりますが、特に中小企業では持続する成長と長期間継続して利益を出し続けることが重要です。
そのため、事業計画書を作成して、事業の問題点や改善点を明確にすることで、企業が持続するか、継続して長期的に利益を出し続けることができるかが大きく影響してきます。
事業計画書をつくる際のポイントは、3つあります。
1つ目のポイントは、売上や費用、利益計画の根拠がはっきりしているかです。
はっきりした根拠がなければ、実現する可能性が低いと言えます。
収入、支出を見て利益がどのくらいあり、経費などをまとめた収支計画書や目標利益を明確にして、達成するまでの計画を立てた利益計画書をつくりましょう。
2つ目のポイントは、ニーズを把握して、一過性ではない需要があるかです。
事業を成功させるうえで、消費者の心理を理解しなければなりません。
一時の流行にのった事業では、継続した利益を生むのは難しいでしょう。
3つ目のポイントは、勝つ仕組みがあるかです。
同業者や近隣店との競合と比較し、勝ち続けられる仕組みを考える必要があります。
確実に勝っていける戦略を事業計画書に盛り込みましょう。
他にも事業計画書の作成ポイントはありますが、まずはこの3つのポイントをしっかりおさえて作成すると良いでしょう。
2017年9月27日