今年の3つの目標
ベーネテック通信を4か月間お休みしたり、今書いているような話題を自由に投稿できるコラム「ケニー狩野の囲炉裏端」を新設するなどは年初に立てた3つの目標からきております。 皆さんにとっては「他人の目標を聞くほど暇じゃない」という方も多いと思いますが、ここはひとつ自分の首を占める意味でも書いておきたいと思います。
目標1、4月にホームページを刷新する。
これまで弊社のホームページはプチイノベ®論考を中心は更新(10か月で約50稿)しておりましたが、メインとなるフロントページに関しては2015年に起業して以来ほとんど手を加えておりませんでした。 私自身、起業時の最大の関心事は「自分はなぜ起業するのか?」でしたのでそのことを中心に制作したものだったのですが、お客様から「イノベーションコンサルティングパートナー」という業務内容が分かりずらいというご意見をいただきました。
確かにお客様にとって私がどのような思いで起業したのかなどどうでも良いことであり、もっと「顧客視点で提供するサービスをもっと分かりやすく説明しよう」という視点の重要さに気づかされました。 そこで去年年末からWebのコンサル会社と制作会社とでホームページ改善に向けて遣唐使的また。
全面リニューアルとはいえまだまだ満足できるレベルには達してませんが、ホームページは常に改善していくものという認識の下、「4月中の公開」という目標を一区切りにするという意味で公開に踏み切りました。
目標2、今年中に出版をする
起業時にイノベーションコンサルティングパートナー(イノコンパートナー®)という一般的には聞いたことのないコンサル形態をやろうと決めたときから考えていたことですが、このやり方が企業や経営者のお役に立たなければ「即、廃業」、逆にお役に立てた、あるいはその目途が立ったとしたらこのサービス(参謀としての支援)を少しでも多くの方に知ってもらうため「出版をしよう」と。
2年目にはいりその実感を感じましたので2017年中に出版することを2番目の目標に挙げました。 このため一旦ベーネテック通信をお休みにさせて頂き、正月を返上して書いた原稿は原稿用紙換算で約400枚。
ただ初めての出版だったためその道は決して平たんではありませんでした。
一般的には斜陽産業といわれる出版業界ですが、いざ初めて出版するとなると出版社の許可をもらうのは意外に大変でした。 最初はどこにお願いしてよいのかすら分からずやみくもに電話をしてもその場で断られたり、たらいまわしにされた挙句、結局一般者からの出版依頼の窓口を持っていなかったり、自費出版で望外な費用を提示されたりしました。
それでも数か月間の調査で2社に絞り、出版の可能性が見えてきた段階で言われたのが「出版企画か原稿を見せてください」「それでも出版できるかどうかは保証できませんよ。出版できる確率は50分の1程度と考えてくださいね」などと脅かされながらも、とにかく原稿を書かないと始まらない、ということで正月を返上して書いた原稿を見せて審査してもらいました。
その後4月にとある出版社から電話があり「出版を検討してみましょう」と言われた時にはさすがにほっとしました。 そしてこのたび出版契約の締結をすることができました。 まだまだこの先どうなるかわかりませんが、なんとか今年中に初出版を実現させようと考えてます。
目標3、法律関係の資格をとる
仕事がら経営者や幹部社員とお話しする機会が多いのですが、法律のご相談を受けることが意外に多いということがわかりました。 やはり中小企業ではなかなか顧問弁護士をキープするというのはハードルが高いのではないでしょうか?
私も経営法規や開発系の法規には昔から興味があったのでその程度の知識で対応しておりましたが、やはりより責任のある対応をするには最終的には司法試験に受かる必要がありますが、まずは企業が行政に対して様々な申請をする業務を支援する行政書士試験にチャレンジしようということを「自分の首を絞める」という意味でもここに3つ目の目標として宣言させてください。
ただ私にとって最も優先度の高い業務は「イノコンパートナー®として顧客企業様へ支援する」ことでありあくまで余暇を利用しての試験勉強、目標3はちょっと気長に取り組もうと考えております。
以上
2017年4月27日